[カブ隊]生駒の伝説(2023年6月)

6月は今年度初の野外炊事を隊集会で行いました。肝心の調理に関しては、スケジュールより1時間押したけれど、おおむねスカウトはみんなで各組分担して調理を行えて、大変楽しそうでした。目標だった『チームの結束力を高める』点は達成することができ、大変良かったと感じられる隊集会でした。

野外炊事に関しては、カブ隊のルール火の番はくま!これが鉄則なので、今までやりたくてもさせてもらえなかった、くまのメンバーは嬉しくて仕方がない様子。薪割りの注意点、火おこしの仕方をローバーのスカウトから教えてもらい、何とか火をつけることができました。

 また、しかやうさぎのスカウトは、しっかり調理に専念してくれていて、調理は滞りなく進行することができたのが良かったです。最終的には少し具が固かったり、カレーにとろみが足りてない組もあったが、どの組のスカウトも自分たちで作ったカレーは大満足で、おいしかったと嬉しそうでした。

飯盒での炊飯も焦げも少なく、良い感じにできていて、調理も指示通りの切り方、カレーのとろみ、美味しさで採点競争をしたが、具がしっかり煮込めて中心まで柔らかくなっていた2組の勝利となりました。

 調理器具の片付けのあと、「正月に伊弉諾神社に来ず、餅つきして、餅食っているだけ」とお怒りの厄災ガノンに怒りを収めてもらう という設定で、伊弉諾神社へ出発したのですが、ここで問題発生。2組のスカウトの1人がハイキングに行きたくないと言い始めた・・・焦るデンリーダー💦ついつい、どうするの?と口を出してしまうので、ここはもう組長がみんなと話し合ってどうするか決めよう。隊長たち大人は囲炉裏で待ってるから、どうするか決まったら教えて~とグッと我慢。しばらく話し合った結果、行かないと言ったスカウトのハバザックをキャンプ場にあったキャリーカートで引っ張るという驚きのアイデアをひねり出し、なんとか遅れながらも全員で出発していくことができました。こういうことはスカウト同士でしか出てこないアイデア。スカウトの自主性のなせる業、ボーイスカウトならではの醍醐味です。

とは言え、この日は他の組に関しても、6月に入って、大変蒸し暑く、午前の調理で疲れたせいか、いざなぎ神社までの道のりで1時間以上かかってしまっていたので、スカウト達のみんなは疲れながらも頑張って歩いたようです。道中、長弓寺に関する問題で対決を実施したが、全ての組が組集会でしっかり勉強をしており、全問正解で、引き分けとなりました。

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