[カブ隊]トレジャーハンター(2023年10月)

今回は多くのスカウトがカブブックを終え、クリア章の取得を終えつつあるので、チャレンジ章の取得の勉強会をかねて、二上山ふもとの川で宝石探しをすることになりました。
スカウト達は事前の組集会で地質学者について勉強、うさぎのスカウトは初めてのチャレンジ章への取り組みなので、レポートの書き方やファイルの閉じ方などを勉強して参加します。もちろん、デンリーダーがお手伝いするのはここまで、レポートを書いて出さないと、隊集会に参加するだけではチャレンジ章はもらえないので、今回の集会でチャレンジ章に興味を持ってくれたら嬉しいなぁと隊長と副長は期待しながら、チャレンジ章の提出を待ちます。逆に、しかやくまのスカウトの中には待ってました!とばかりチャレンジ章を出してくるスカウトもいます。

チャレンジ章の勉強会でもありますが、『宝石探し』と聞いて、ワクワクしないスカウトはいないはず!?スカウト達は小躍りしながら、目的の二上駅に到着しました。そこで渡された宝の地図、ドキドキが止まりません。さて、いざ採掘現場に向けて出発!!

現地に着いたら、「はしご作りたい組いる~?」と言うと、全組が手を挙げたので、まずははしご作り、カブブックには出てくるひきとけ結び、なかなか使う機会がないので、これを応用したてこ結びのはしごを作ることになりました。みんな、こういう風に使うのかと結構真剣なまなざしです。しかしながら、いざ川辺におりようと思ったら。自分たちの作ったはしごの頼りないこと(笑)結局、これがつかえるようになるは、ボーイ隊になってからかな?
さて、河辺に降りたら、もうみんなの目は川底の砂にお宝がと、必死です。組ごとに順番に川に降り、思い思いに川底の砂を採取したら、川の上に上がって、にらめっこ。それを各組順番に行っていきます。

持って上がってきた砂を新聞紙の上に広げて、虫眼鏡片手ににらめっこ。少しでもキラッと光る石が見つかれば大歓声があがります。みんなお昼を取るのも忘れて、夢中で砂とのにらめっこを続けます。

必死なスカウトにそろそろお昼にしない?と声を掛ける隊長、こんなこと初めてかも(笑)お昼の後は、本当は屯鶴峯までハイキング予定でしたが、スカウト達の必死の姿にハイキングは取りやめて、お昼の後もここで過ごすことになりました。お昼のあともひたすら川砂とにらめっこするスカウト達。

さて、みんな見つけたガーネットや水晶などをジップのついた小袋にしまい、満足そうなスカウト達、そろそろ駅に向かって戻ろうと思ったところで大事件勃発。1組組長が分厚い石で蓋された側溝の穴に、1日取り溜めた小袋を落としてしまい、取れなくなってしまったのです。大泣きする組長。どん底の気持ちのまま泣きながら、うながされるままに駅に向かって歩いてきたものの気持ちは上向かず・・・どこどう歩いてきたのかも分からないのでは。首は下を向いたままです。
結局、電車で帰ってくる頃には気持ちも立て直せたけれど、もう2 度と行かない!と言っていました。電車内の観察ゲームでは、3組が見事勝利をおさめ、表彰リボンをゲット!!少し、遅くなりましたが、生駒駅で解散し、チャレンジ章の始まりの隊集会を終えました。今日の隊集会で集めた石を地質学者でレポート書いてくれるかなと楽しみにしています。