[カブ隊]活動報告(2021年2月) とんど焼き

 今年も、ボーイスカウト活動の創始者、英ベーデン-パウエル卿(BP)の生誕月である2月を迎えました。 例年であれば団主催のBP祭に参加するのが慣例ですが、コロナ禍でたくさんの人が集まれないと今年は中止。代わってカブ隊だけで隊集会を行いました。何をしようかと思案していたところ、隊長が小学生の時に学校行事で行った「とんど焼き」を思い出し、楽しい記憶として残っているので代替プログラムとして実施することに しました。とんどは地域によって「鬼火」、「あわんとり」や「左義長(さぎちょう)」と呼び方が異なるそうですが、一般的には小正月に行われる火祭りの行事です。

 ちなみに隊長の地元では「どんと」と呼んでいました。旗揚式で書いてもらった書き初めや学校のテスト、正月飾りを家から持ってきてもらい、無病息災や学力向上を願って、リーダーにサポートしてもらいながら一人ずつ自分で焚き上げてもらいました。また、2月(節分)ということもあり、鬼にちなんでみんなで鬼ごっこをしました。一つ目は「うそ・ほんと ゲーム」。うそチームとほんとチームに組で分かれ、神様役の組が言った内容が「うそ」であればうそチームが ほんとチームを追いかけます。やってみると頭が大混乱。「あれ? 俺どっちやった?」と意外と難しかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 二つ目はおなじみの「警泥」。警察と泥棒に分かれて組対抗で行いました。10分×3回、キャンプ場を駆け回り(元気やなあ~)、文字通りチームスポーツの様相でした。結果は人数が少ないながらも健闘した1組が優勝。

  BPについても忘れていません。事前の組集会で、「BPについて調べ、短文を作り手旗で発表する」と課題を与えました。ちょうどくまスカウト(5年生)は月の輪訓練で学んでいるので、年下スカウト達に教えるかたちを取ることができました。でもやっぱり手旗は難しいね…。隊長もとても苦手です(頭がついていきません・・)。
思いのほか鬼ごっこに時間を要し、お楽しみにしていた焼き餅は次回に持ち越し。とんどの熾火で焼く餅を食べて「無病息災」で締め、そこまでやりたかったのに…ごめんね。