[カブ隊]活動報告(2020年11月)”ギネスに挑戦”(人命救助リレー地区記録会、野外炊爨、他)

 いよいよ今日は人命救助リレー地区記録会です。きたやまと地区のカブスカウト12組がエントリー。うち、4団からは3組が参加です。競技を通じてチームワーク、ロープワークスキル(8の字結び、本結び、もやい結び)を競います。

  これまで9月釣りキャンプのバス移動中でのロープワーク特訓からはじめ、2回の集会での訓練を経て当日を向かえました。記録会は15時からなので朝からみっちり練習。各組のタイムを貼り出し、成長の過程を見える化。互いに刺激しながら徐々に良くなるタイムにスカウト達のモチベーションも上がっていきました。  お昼を挟んで最後の調整。好タイム続出に上位入賞の期待感が膨らみます。そして15 時、地区副コミッショナーさんを審判に迎え競技開始。緊張の面持ちで3組、2組、1組の順番で臨みました。結果は2組が本日ベストの1分04秒台をたたき出し、1組、3組もノーミスでまずまずのタイム。ひょっとしたら…  その夜、ラウンド(地区隊長会議)で結果報告があり、なんと4団が1~3位まで表彰台独占! 隊長は本当にうれしかったです。またスカウト達を誇らしく思いました。やればできる。協力の大切さを学んでくれたと思います。ロープワークも完璧でした。ちなみに記録は…

CS隊 活動報告
1位 2組 1分4秒34
2位 1組 1分19秒97
3位 3組 1分25秒06   ※4位とはなんと1秒の僅差!

 副コミッショナーから講評として、「4団は掛け声が良くできていた(チームワーク)。ロープワークのスキルが高かった」とお誉めの言葉を頂きました。みんなよくがんばりました。おめでとう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、今回は昼食時、「タイムマネジメントを意識した野外炊爨」にも取り組みました。日頃時間管理ができていないことを隊長は課題と捉え、野外炊爨を通じて「主体性、役割、準備、協力」の大切さを気づいてもらうことにしました。いつもリーダーが口出し、手伝うところをあえて我慢。できるだけスカウトに任せ、現状と課題を認識してもらうことにしました。準備から片付けまで3時間を与え取り組んでもらいました。なんとか時間内には終えたものの、スカウトなりに課題や反省点を感じ取ってくれたと期待しています。

 12月の隊集会ではもう一度 “改善” 野外炊爨してもらいます。ちなみに今回のメニューは「コロナに負けない免疫力がアップする料理」を各組で考えてもらいました。次回メニューは、今回の反省を踏まえて変えても良いし、同じものに再チャレンジしても良いとしています。但し改善につながること。次回は団の関係者や保護者がゲストで来られます。みんなかっこいいところを見せよう!

■隊長評価

  今回の人命救助リレー記録会では順位もさることながら、スカウトの成長が見られ、とても感動的でした。対外試合の少ないボーイスカウト活動では貴重な機会です。あらためて「競う(協力する)ことで学ぶ」を実践できたと思います。  野外炊爨ではあえて「できていないこと」を気づかせました。次回組集会で改善計画を考えてもらいます。「常に考え、自ら行動に移す」スカウトになって欲しいと願います。コロナ禍でプログラムが制限される中、前期から意識して取り組んだ 整理整頓、挨拶、礼儀正しさ、協調性はだいぶできてきたように感じます。後期は時間管理、主体性を中心に、取り組んでいきたいと考えています。