あすか野校区を中心に、スキル向上を目的としたリアルすごろくハイキング。(スカウト15/19名出席)
隊長が学生の頃見た映画「ジュマンジ」(続編が映画でありましたが・・)。どこかで見つけた古いすごろくを始めると、すごろくが実際の世界に..。猛獣に追いかけられたり、ゴールするまで現実に戻れないというちょっと怖くもワクワクするお話だった記憶があります。そこにヒントを得て、普段住み慣れた住宅街の地図をすごろく盤に見立て、スカウト自らがコマとなってリアルすごろくを実施しました。
地図にマスと数字を書き込み、その数字一つひとつの「お題」が記されています。ルーレットを回し出た数を進み、止まったマスでお題に取り組みます。お題は約100個。ロープワークや観察力などこれまで訓練したスキルが試されます。また、カブブックやチャンレジ、カブ百科、歌集などからも出題。組での一人ひとりの協力・協調が求められます。
キャンプ場からあすか野口バス停までは3組共通コース。バス停での最初の指示は「来たバス乗れ」。行き先不明のミステリー乗車でここで3方向に分かれるはずでしたが、バスの時刻のタイミングで結局1組と3組がバスターミナル方面、2組が団地口方面の2方向へ分かれての再スタートとなりました。バスではマナーやバスの乗り方について経験してもらい、また途中公衆電話から電話を掛けてもらう体験もしました。すべてすごろくのお題の指示によるものです。各組とも目指す中間ポイントは見晴らし公園。ここで隊長が待ち、キムス(観察力と記憶力を試すゲーム)に挑戦します。結果、アイテム全20個に対し、2組が19個で1位、1組と3組が16個で同点でした。
さて、昼食と昼休憩を経て、後半がスタート。後半は共通コースをたどり、ゴールのイモ山公園を目指します。途中「写真を撮る」のお題では懐かしの「写ルンです」を使用。デジカメやスマホしか知らない世代のスカウトはフィルムカメラに興味津々。「これ、ピント合ってないでボケてるで」とか、「うつルンです」とは読まず、「しゃルンです」と普通に読むスカウトに隔世の感を覚えます(笑)。
イモ山公園入口では副長から追跡サインを伝授。サインを頼りに森の中を抜け、無事に隊長の待つ広場で「ジュマンジ!」と叫んてゴール。ゴールした後は広場で次月の人命救助リレー記録会に向けての練習を行い、その後4時間かけて歩いた道のりを帰りはまっすぐかつ急ぎ足で45分で戻りました。
秋晴れの下、内容もりだくさんな往復約7kmのハイキングとなりました。ちなみに結果は1組と3組が同着。キムスでも差がつかず、最後の人命救助リレーの速さで今回は
3組を優勝としました。