[ボーイ隊]活動報告(2018年12月)

ボーイ隊について

ボーイ隊は、小学6年生から中学3年生までを対象としており、キャンプやハイキングなどの野外活動の中で、「リーダーシップ」「協調性」「社会性」などを育みます。また、奉仕活動を積極的に行い、「人のために役に立つことの大切さ」も学びます。


地域奉仕(カーブミラー磨き)

毎年団全体で取り組んでいる地域清掃活動として、12月3日にカブ隊と合同でキャンプ場周辺の道路のカーブミラー磨きを実施しました。

午後からは「計測」をテーマに、ロープやコンパスを使って国旗柱の高さを計測したり、食器やコップなど身近なものを使って水1リットルと米1合を量ったり、班対抗での活動を実施しました。

救急講習会参加

12月8日に希望者で消防署主催の普通救命講習を受講しました。主には救急法の基本、心肺蘇生法とAEDの使い方の実習を行い、終了後「普通救命講習修了証」が交付されました。街角や自然の中で、万一の事故が発生した時でも「やったことが有る!」と言うだけでもお役に立てると思います。

耐寒キャンプ

12月22日〜24日にかけて、耐寒キャンプを実施しました。耐寒キャンプの訓練目標は2つあります。

  • 自然の厳しさに打ち勝つ方法を体験する=野営工作、大型工作、通信、野外炊事、計測、観察、何より友情と感謝。
  • カブ隊クマ隊員(小学5年生)を招待し、歓迎する。

3日間のキャンプは全部が班対抗で、『冒険』をメインテーマに様々な活動に取り組みました。

ゲーム「命がけレンジャー」では、大きな川に見たてたブルーシート上方にある太いロープをレンジャーのように渡り切って向こう岸に辿りつくというもので、ボーイ隊が苦戦する中、クマの2人がスイスイと渡っていました。

ゲーム「猛獣狩り」では、竹とタコ糸を使って班で2本の弓を作り、班員と協力して先の密林に潜む猛獣に矢を放つという設定で的を狙います。それぞれの的には得点(ベーデン)が書かれており、班対抗で得点を競いました。

「環境かまど作り」では、隊長からの「かまどの火床の高さは地表から30cm以上にせよ。」という指示のもと、いつも作ってる立ちかまどとは違う「三脚かまど」を作りました。これも班対抗になっており、早く出来たら200ベーデンがもらえます。こうして作ったかまどで、ウルトラメニュー『闇なべ』を実施。「何が当たっても文句言うなよ!!」ドキドキ、ワクワク、恐る恐る、心配した割には全体的に美味しいです。

今回のメインプログラムである大型工作物は「メリーゴーランド」。縛材を組み合わせ、ロープワークを駆使して自分たちの手と感覚で遊園地にあるメリーゴーランドを作ります。完成後は、まずは両班長の試運転、安全を確認できたらクマの2人も乗せてもらいました。

雨が心配されましたが、少量で寒さも気にならない3日間でした。招待されたクマ隊員も、班長をはじめとする班員のサポートのおかげで、ボーイ隊にすっかり溶け込んで楽しんでくれていました。3日間を通じ、全てのプログラム&生活を班対抗とし、常に競い合う意識を持続させ、各自のスキルアップにも繋がったキャンプでした。

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