[カブ隊]活動報告(2020年8月②)「ポツンと三軒家」 くまキャンプ

 4団キャンプ場にて、くまスカウトだけでテント泊を行いました。ビーバーの頃から時間を過ごしてきた仲間。絆を深めて夏の良い思い出になってくれればと願い、プログラムを作成しました。

 さて内容は、まずVSデンコーチ指導のもと、BS隊からお借りしたドームテントの設営からスタート!。今年はコロナに配慮し、密を避けるため組毎に3人1組で贅沢な空間でテントに寝泊まりすることにしました。そのため例年より多くのテントを立てる必要がありましたが、さすが丁寧で分かりやすく、かつてきぱきとスカウトに指導して頂き、計画より少し時間を要しましたが立派なテントが3つ、キャンプ場に堂々と立ち上がりました。これでがきても心配ありません。
 
 お昼前には近所の自治会館駐車場で開かれる移動スーパーへ買い出しへ。夕食はくまスカウトで好きなメニューを考えてもらいました。メニューは1組と2組が合作で「牛丼」、3組は「肉じゃが」。普段おうちではありえないびっくりな組み合わせのメニューでしたが、スカウト達が決めたことなのでそれはそれでよしとしました。

 

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 昼からは、夜に入浴するドラム缶風呂の準備、9月の釣りキャンプで使用する仕掛け作りの工作、カブブックの履修となる応急処置に取り組みました。釣りの仕掛けは1人1つ、根魚を狙う「ブラクリ仕掛け」作りに挑戦。本結び等ができれば作れるのですが、意外とロープでななく糸になると本結びができない…。リーダーにも手伝ってもらい何とか一人ひとつずつ作成することができました。応急処置については日頃よく発生する「擦り傷、切り傷、刺し傷、鼻血、やけど」に絞って説明。するとさっそくこけて擦りむくスカウト発生。

さっそく役に立ったようです…
 
 夕食は先ほどの牛丼と肉じゃが作り。両方ともめんつゆを利用した、「まあ、似たような味やろ…」と隊長はたかをくくっていましたが、

見事に異なる風味。

牛丼は玉ねぎの甘味が効いて牛丼らしく、肉じゃがは野菜のうまみが加わりびっくり別物に。みんなすごいやん。途中から夕立が降り始めたせいもあり火が自動的に下火に。それも良かったのかじっくり煮込んだとても美味しい料理となりました。

 夜は一人ずつ順番にドラム缶風呂を堪能し、焚き火を囲んで語らいの時間。宿題で調べてもらった「行きたい国について」発表してもらいました。リーダーからも昔行った国々での思い出話を披露。就寝は夜9時でしたが、案の定テントの中で夜更かし…今回は特別な夜として少し多目に見ました。その間隊長は、スカウト9人分の「だし」が効いた(かなり)茶色く濁ったドラム缶風呂に浸かりながら、みんなの”思春期入り口”の会話に耳を傾け、くすっと笑いながら三十数年前を思い出していました。 あー、少年時代っていいねえ…。