[ボーイ隊]活動報告(2019年2月)※動画追加

冬山登山『霊峰 綿向山』に登る(滋賀県・綿向山)

 2月はボーイ隊恒例の冬季雪中登山(霧氷観察)です。今回は滋賀県日野町にある綿向山(わたむきやま)に挑戦しました。綿向山は鈴鹿山脈の北西にあり、標高1110m 近畿でも有数の霧氷で有名な山です。山頂からは鈴鹿セブンマウンティンが一望でき、晴れた日は遠く御嶽山が確認できます。

活動実施日は2月10日(日)。今回の訓練目標は4つあります。

  1. 霧氷の観察=観察章
  2. 冬季雪中登山を体験し、自然の厳しさと偉大さを味わう
  3. 冬山登山の装備を考える
  4. 体力作り=健康
早朝5:15近鉄高の原駅集合。登山口までは各班で公共交通機関を使い移動します。
(近鉄京都線⇒JR琵琶湖線⇒近江八幡で湖国バスに乗り換え⇒日野町北畑口⇒御幸橋登山口)
現地の天候は曇り時々晴れ、風強し。
9:00出発準備としてアイゼン、バーナーなどの装備の配給。髙崎JLより登山隊列の確認と危険への対応、歩行時のマナーの説明を受ける。
9:30登山開始。
・御幸橋出発
・三合目小屋で小休止
・四合目あたりから雪道に変わり所々氷道となってきた。
・五合目小屋でアイゼン装着し本格的な雪山登山が始まる。かなり勾配もきつくなるがスカウトは疲れを知らず、早い。昔若者たちは5分もしない内にスカウト見えず。
・七合目に行者さんの神社有。小休止。雪深し。木々の幹への着雪が現れ出してきた。この辺りから風が強くなり気温も一気に下がってきた。
・八合目付近より霧氷が濃くなり、陽が射すとキラキラと輝いている。ここからいきなりの急斜面。一歩一歩用心して登らないと滑落の危険有。と心配したがスカウトはものともせず。いとも簡単に急斜面を制覇。滑落の危険はリーダーのみ?
12:10綿向山頂1110m到着。曇っていた空も少しずつ晴れ間が見えてきた。鈴鹿の山々と近傍の霧氷が最高に綺麗。しかし風強し。気温はなんとマイナス9℃! とにかく寒い! 各班記念撮影と周囲の風景を観察した後、七合目の神社まで下り、ここで昼食を取ることとした。 全員カップ麺で温まるも指の感覚なし。寒い!
13:50
七合目下山開始。やっぱり早い!
15:00御幸橋駐車場到着。リーダー到着までの間に駐車場のぬかるみでスタックして出られない車を皆で救出しました。お陰で顔まで泥をはねられた人もいましたが皆の善行に弥栄!!
16:23北畑口出発湖国バスに予定通り乗車し生駒へ。
19:05高の原到着。到着後閉会式。
隊長より「全員無事の帰還ご苦労さん。皆よく頑張って登った。マイナス9℃経験も今後に活きると思う」
19:20全員解散

 今回もRS髙崎君やVSの田端隊長の支援のお陰で事故やけがもなく無事帰ってくることが出来ました。 毎年ながら、彼らのヤングパワーなしでは実現しないプログラムです。彼らの優しさに弥栄を送ります。

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