[ボーイ隊]夏キャンプ(2021年8月①)

いよいよ待ちに待った夏キャンプ。日頃の訓練の集大成です。福井県立奥越青少年自然の家をフィールドに、5泊6日の長期キャンプに臨みます。

1日目: 心配していた天気もまずまず。初日は積み込み、移動、設営です。時間通りに積み込みを終え、さあ出発。長い電車の旅になります。電車は混んでいて疲れたようですが、無事到着。

これまでの訓練の成果もあり、設営も無事完了。夜は満点の星空にびっくり。さあ、これから5泊6日、楽しむぞー!

2日目: 翌日から天気が崩れるとの予報だったので、急遽メインプラグラムの筏(いかだ)を前倒しで実施。ペットボトルを利用して浮きを作り、それを竹で組んで筏を作ります。完成した筏をトラックに積み込んでで、いざ九頭竜川へ。筏でロープを伝って野猿ならぬ川猿に挑戦! その後は岩から飛び込んだり、泳いだり。楽しい一日になりました。

3日目: 朝から班サイトの改善! 改善活動はボーイスカウト活動でも重視します。ということで班のゲートを作ってもらいました。その後は越前大野地方に伝わる昔話「飯降山」にちなんだゲームやチーフリングを作り。レジンという紫外線で硬化する樹脂を使いますが、曇天続きのもと、ちゃんと固まるかどうか・・・。

夜は江戸時代にタイムスリップして縁日に。カプセル釣り、割り箸鉄砲射的、コリントゲーム、チョコバナナまであって大盛り上がり。

4日目:座標を使ったハイキングを行い、越前大野の街中を散策しました。晴れたり途中急に雨が降ったりと変な天気でしたが、スカウト達は元気に歩きます。5つのポイントを自由に回り、越前大野の歴史や文化に触れました。

 

5日目: 夏キャンプのもう一つのメインプログラム、夏山登山です。経ヶ岳の尾根沿いの中岳(1,464m)と杓子岳(1,440m)を目指して登ります。往復7時間のコースでしたが、全員が最後まで踏破しました。山頂では中岳と杓子岳2つのピークに分かれ、双眼鏡でみながらお互い手旗で交信。

下山後は流しそうめんパーティー!帰りを待っていたリーダーや支援保護者の方々が準備して下さいました。そうめん以外にも中華麺やそばといったいろんな麺が流れてきてみんなもりもり食べます。一日の最後はキャンプファイヤーで締め括り。歌を中心に楽しく盛り上がりました。

  

6日目: とうとう最終日。振り返るとあっという間ですね。昼から雨の予報のため、午前中にしっかりと撤営をして帰り支度をします。閉所式を済ませ、6日間お世話になった奥越青少年自然の家に感謝の弥栄を送ります。行きと同様、電車を乗り継ぎ帰路に着きました。

台風、大雨を乗り越えて5泊6日過ごしたことでたくましくなったと思います。長期間生活を共にすることで班の絆も強くなったと思います。多くの関係者のご支援やご理解もあり、スカウト、リーダー含め、大きな怪我もなく、体調不良者も出さずに無事帰ってくることができました。

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