長期(5泊6日)の夏キャンプに向けた、最後の訓練キャンプです。これまで長期のキャンプ生活ができるよう、衣食住をしっかりできるように訓練してきましたが、今回はその「食」をテーマに料理コンテストを行いました。
何回もやってきた設営。だいぶスムーズにはできるようになってきました。
お昼を挟んで、野外料理をするのに重要な「立ちかまど」を作ります。一泊二日3食を作る丈夫なものを作るようにとだけ指示したところ、両班とも3脚タイプの立ち釜が完成。確かにしかりしていますが、火口を複数にするなどの工夫が足りない。これも長期で料理をするときのポイントになるので、後で不便さを感じて「気づき」として欲しいと思います。
さて本題の料理コンテストです。一泊二日を通して評価します。1食目は各調理工程単位でしっかりできているかを評価します。パエリア・、くわの磯辺焼き風、トマトとオイルサーディンのサラダの下処理、調理途中、完成品の写真で出来栄えを評価。2食目となる翌日の朝食もコンテストの対象です。ここではハムエッグ丼の盛り付け方を評価。見た目もきれいでないと・・・。3食目の翌日の昼食は、最後は味で勝負。ジンジャーポーク丼を試食して判断。結果はトータルでハヤブサ班の勝利。
ナイトゲームは暗闇で全集中ということで「音=モールス信号」のゲームです。キャンプ場裏山の池でスピーカーをセットしモールス信号を流します。スカウトには精霊の声を聴けとだけ指示して裏山を散策。モールス信号と気づいたのはハヤブサ班が早かったですが、ちゃんと解読できたのはフクロウ班なので、フクロウ班の勝利!
いろいろ詰め込んだ感じのキャンプでしたが、だいぶ班もまとまってきました。スカウト達もなんとかなるという気持ちが出てきているようです。このまま夏キャンプ本番を迎えられそうです。