[ボーイ隊]秋風サイクリング(2021年9月②)

今回はサイクリングです。小6スカウトの体力も考えて、アップダウンが少ないルートを通って生駒4団キャンプ場から明日香村の石舞台古墳を目指します。

6時半集合でセレモニーの後、予定より少し遅れてキャンプ場を出発。往路は緩やかな下りなので、みんな余裕あり。ただ小6の中にはギアの使い方がまだうまくいかずペースがつかめないスカウトも。そこは上班(高校生スカウト)やリーダー達が並走しつつ指導してくれたかいもあり、途中からは流れがうまくできました。

  

途中、軽い接触で前輪スポークが折れるトラブルがありましたが、隊長の自転車に乗り換えることで、脱落者ゼロで石舞台古墳に到着。

到着後は、順番に食事班と見学班を入れ替えつつプログラムを進めます。食事班は先に昼食休憩。見学班は隊長からの指令です。石舞台古墳を見学しつつ、コンパスで横穴が向いている方角を計測し、その後、支援に来てくれたベンチャースカウト(高校生)が打つ手旗を判読して復路の出発時間を確認します。フクロウ・ハヤブサ両班ともコンパス・手旗とも正解!

指定の時間になったので復路の出発です。行きとは逆に緩やかな登りになりますが、みんな頑張ります。途中、タイヤがパンクするアクシデントが発生(本日2回目)。休憩ポイントで、水分補給をしつつ突然のパンク修理の実演講習会。みんな真剣です。

パンクが直ったところ、再スタート。さすがに疲労が見えてペースが落ちますが、スカウト全員歯を食いしばって頑張ります。そしてほぼ予定時間通りに帰着。

 

トータルの走行距離は往復で約90㎞。みんなよく頑張りました。

ここでちょっといい話。往路でフクロウ班の班員がこけた際に自転車の部品が飛んでなくなってしまい落ち込んでいた時に、班長がリーダーに帰りも同じ道を通ることを確認した上で、「帰りにみつけられるから大丈夫や」と励ましていました。実際、その場所を覚えていて、次長が部品を発見するという奇跡が!こういう連帯感が自然と生まれるのは嬉しいですし、このまま良い班に育っていってほしいです。

指導者がギリギリ手の届くぐらいの挑戦をスカウトに提供し、スカウトもそれを乗り越えることで自信がついて成長するというのを改めて感じました。最後に、奉仕してくれたベンチャースカウトに感謝です。

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